国際交流

2019国際サマーキャンプ(4日目)日本文化体験・日本最大規模の製鉄所見学

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7/11(木)、午前中には日本文化体験として大人気の「浴衣の着付け」と「茶道」を体験しました。着付けでは最初は戸惑う人もいましたが、全員がお好みの浴衣を身につけました。みんなよく似合っていました。とくに女の子は念願が叶ったようで、よかったですね。とても素敵な写真がたくさん撮れました。
「茶道」は本校茶道部の生徒が作法の一つ一つを指南し、みんな興味津々で取り組んでいました。お茶と和菓子という、独特の苦みと甘味が合わさるハーモニーはいかがだったでしょうか。体験終了後、みなさんが着ていた浴衣をきれいにたたまれていたことに、とても感心しました。


午後には、本校がある鹿嶋市の産業の一つとして有名な製鉄所(日本製鉄株式会社鹿島製鉄所)を訪問し、最先端・国内最大規模の工場施設を間近に見学しました。テクノロジーについては少々難しいところがありましたが、熱さを感じる場面ではみんな興奮していました。最後には「ご安全に!」の掛け声で記念撮影!

2019国際サマーキャンプ(3日目)交流授業の様子

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7/10(水)、この日はグローバルコースの生徒と二人一組でバディを組んで、一日の活動を共にしました。
午前中は、本校に在学する留学生のために行っている日本語の授業を体験。ひらがなを勉強して名札をつくるところから始まり、あいさつや自己紹介を練習しました。午後には英語の授業に参加。英語でのコミニュケーションはさすがでした。お互いにコミニュケーションがスムーズで、学校生活のことなどいろいろ情報を交換して、親睦が深まっているバディが多く見受けられました。

放課後には、部活動を見学しました。軽音楽部のライブを聞いたり、本校のグラウンドや陸上トラックを歩いてみたり、運動部の練習を見学しました。本校の生徒が熱心に取り組む姿や環境・施設を見て驚かれていました。

「2019 国際サマーキャンプ in 鹿島学園」 全校歓迎会を行いました

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本校に海外の中高生を招く「国際サマーキャンプ in 鹿島学園」が今年も始まりました。今年は7月8日に中国、ベトナム、モンゴルから33名が来校しています。9日には全校生徒で歓迎会を行いました。
歓迎会では、本校副理事長、校長、生徒会長が歓迎の意を伝え、訪問団各国代表者から挨拶をいただきました。本校の生徒が中国語、ベトナム語、英語で通訳を立派に務めてくれました。
続いて、吹奏楽部がセカオワの楽曲など海外でも人気の曲を演奏、訪問団のみなさんもノリノリで聞いてくれました。吹奏楽部には留学生も在籍しており、彼らの熱心な姿は、訪問団のみなさんにカッコよく映ったのではないでしょうか。また、チアダンス部と吹奏楽部による野球応援の披露では、驚きの表情をされていました。高校野球の応援という日本の高校独特の文化を知ってもらいました。
訪問団のみなさんは、歌や舞いを披露してくれました。民族衣装をまとった姿がとても綺麗で印象的でした。文化の違いを尊重し合うためには、知ることが大事です。とても貴重な時間となりました。





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 ▲グローバルコース主催の歓迎パーティの様子

 ▲鹿島神宮参詣

訪問団のみなさんは7/16日(火)までの日程で滞在し、グローバルコースの生徒とパーティーや授業で時間を共有したり、工場見学、茶道・着付け体験、都内研修ツアーなど、盛りだくさんのプログラムを予定しています。

タイ・ダラサムット高校から短期留学生が来校!

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今年度から、タイからの留学生の受け入れが実現し、3名の留学生が入学していますが、4月15日からはダラサムット高校から2名の留学生が10日間の日程で本校の短期留学プログラムに参加しました。ダラサムット高校は、昨年夏にグローバルコースの生徒が語学研修でタイを訪問した際に交流した高校です。2年Gクラス(グローバルコース)の一員としてクラスメイトと一緒に授業を受けたり、体を動かしたり、その他にも、茶道部の手ほどきを受けて着物や茶道を体験したり、防災学習として課外学習に出かけたりしました。


▲初日には、職員会議の場で日本語で挨拶をしてくれました(左上写真・ベージュのブレザーの生徒が留学生)。着物体験・茶道体験の様子、よくお似合いです!





▲課外で行われた留学生対象の防災体験に参加しました。地震、火災、暴風雨など、日本の防災・減災に対する備えや命を守る行動など、体験を通して勉強しました。


▲書道体験の様子。先生のお手本を一生懸命真似ようとしていました。初めてにも関わらず上手です!


▲室内練習場で楽しく体を動かしました。

鹿島学園での体験を通して、日本の高校生活と日本の文化をたくさん感じてもらいたいと思っていますが、これをきっかけにタイから日本へ留学したい、鹿島学園で学びたい!という留学生が増えたらとても嬉しいですね。国際理解を深化していくため、今後もこういった機会を積極的に行っていきたいと思います。

留学生宿泊研修レポート

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3月26日~28日、鹿島学園高等学校の姉妹校である鹿島山北高校にて、2泊3日の宿泊研修を行いました。
この宿泊研修は鹿島学園に入学するすべての留学生が参加します。今回は中国、韓国、ベトナム、台湾から集まった14名の生徒と、通訳として1名の先輩留学生が参加しました。
研修の目的は、
 ①日本・学校のルールとマナーを理解する
 ②時間を守る
 ③団体行動を通して思いやりと自立心を養う
です。鹿島学園も緑に囲まれた自然豊かなところにありますが、鹿島山北高校はさらに自然体験や宿泊研修施設が充実しています。そこで行われるたくさんのアクティビティを通して、楽しいことも苦しいことも一緒に取り組む友だちをつくって欲しいという思いが込められています。


▲1日目昼 Welcom Partyの様子です。みんなでBBQをしました!


▲1日目午後 BBQのあとは、教室でオリエンテーションを受け学校生活について勉強しました。夕方には、宿泊施設「交流の家」に一緒に宿泊する他の団体の方たちとの交流がありました。


▲1日目夜 校歌の練習や寮生活の規則を勉強しました。真剣に聞いていましたね。最後にみんなで花火をして思い出を共有しました。


▲2日目午前~午後 天気は快晴、富士山がきれいに見えました!この日は山北町のビジターセンターへ移動し、トレッキングを体験しました。マイナスイオンを浴びながら大きな滝を目指して清流沿いを歩きました。帰りには温泉体験もしました。


▲2日目夕方~夜 トレッキングで疲れたと思いますが、夜に行ったオリエンテーションをしっかり受けてくれました。授業や試験、進路に関する質問も多くあり、やる気の高まりを感じました。


▲3日目午前 最終日は山北町で行われている「桜祭り」に行きました。毎年この時期は桜が開花し、今年もとても素敵なお花見を堪能することができました。自由時間には屋台で美味しそうなものを食べたりしていました。


▲3日目昼 お昼ご飯は手作りピザ。生地を練るところからつくる本格的なピザです。生地が発酵するまでの時間は卓球やカードゲームをしたり。いよいよ具をのせて鹿島山北高校の先生手作りの焼き釜で焼くと・・・何枚でも食べれてしまうほど美味しいピザの出来上がり!

日本に来たばかりで、留学生は緊張の連続だったと思います。今回の研修でだいぶリラックスできたのではないでしょうか。たくさんの笑顔を見ることができました。これかの学校生活ではたくさんの苦労もあると思いますが(3月29日にはさっそくクラス分けテストがあります!)、サポートしてくれる先生や先輩たちを頼りにして、有意義な時間を過ごしてもらいたいです。

最後に、学校休校期間中にもかかわらず、毎回このような素晴らしい環境の中で生徒への指導をしていただいている鹿島山北高校の職員のみなさんに感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

4月から入学する留学生たちが日本語学習の成果発表を行いました

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3月12日(火)、来年度から入学する留学生たちによる、日本語学習の成果発表会が行われました。
昨年9月に来日した中国、台湾、ベトナムからの留学生26名は、これまで日本語の勉強に励んできました。発表は5グループに分かれてすべて日本語で行われ、テーマは次のようなものでした。
 ①漢詩
 ②人間の感情
 ③神話
 ④ベトナムのアオザイ(民族衣装)
 ⑤中国の映画

どのグループも一生懸命取り組んできたことがよくわかる立派なものでした。
グループ①の発表では身振りをつけた漢詩の朗読があったり、グループ④はベトナムの民族衣装であるアオザイをファッションショーやクイズも交えながらわかりやすく紹介してくれました。グループ⑤の発表では「フィルムの中に人生がある」という言葉がとても印象的でした。
また、言葉だけでなく、内容についても考察を加えたものになっていてとても感心しました。
たとえば、グループ②は、昔と現代を比較してテクノロジーと人の感情が反比例していることを見出し、未来への警鐘を鳴らしました。グループ③は、ヨーロッパ・中国・日本の神話を比較して、神話がつくられる背景がそのころの歴史や文化に大きく影響していることを見出し、「人の幸せへの夢」が描かれているという発表でした。
発表を観た先生たちからの講評・感想を聞く留学生たちの表情は、達成感や満足感があふれていました。4月からは日本人と同じホームルームで一緒に時間を過ごします。たくさんの友人をつくって、有意義な高校生活を送ってほしいと思います。

京都・大阪修学旅行レポート ~旅は大きなつばさになる~

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3月3日(日)~6日(水)、留学生16名が修学旅行で京都・大阪へ行きました。

The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes,
but in having new eyes.(Marcel Proust)
『真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。』
(フランス人作家 マルセル・プルースト)

仲間との親睦を深め、時間や規律といった習慣を身につけることが目的の一つですが、日本の文化を体験することで、理解を深め、心・精神を養うのが修学旅行の意義といえるでしょう。多くの日本人は中学生のときに修学旅行で京都に行っていますので、参加者たちは事前にどんなところか魅力を日本人の友達から聞いたり、先生からうらやましがられたりしていました。大きな期待を胸に、学校を出発しました。
茨城空港から神戸空港へ、その後バスで京都へ向かいました。お昼時に京都に到着し、最初に『京料理』を食べました。うす味ですが絶妙なだしの味。美味しいというより上品な味。高校生には難しかったかもしれませんが、いい経験です。この後、清水寺へ参拝に行きました。大志を抱いて決死の覚悟で物事に挑戦する、という意味で「清水の舞台から飛び降りる」という言葉がありますが、その舞台の壮大さを見て感嘆する姿が印象的でした。

初日の夜は、温泉旅館に泊まり、日本の「温泉」「浴衣」を体験しました。


2日目は着付け体験です。自分好みの着物を着て、京都の街を歩きました。そして、いま外国人に大人気の「伏見稲荷大社」、迫力満点の「金閣寺」へ、着物姿で参拝しました。みんなとても似合っていて、素敵な写真がたくさん撮れました。
女の子たちにとっては憧れの体験だったそうで、よかったですね。


京都から大阪へ移動し、夕飯はみんなのリクエストで焼肉となりました。大阪に行ったらお好み焼き・・・なのですが、高校生らしいですね。


3日目は朝から晩までユニバーサルスタジオジャパン(USJ)でグループ自由行動!大人気のハリポタやスパイダーマンのアトラクションも満喫できたようで、お目当てのコスプレをしてみたり、大満足の一日でした。


最終日は「海遊館」へ行きました。ジンベイザメが泳ぐ国内でも有数の水族館です。ふれあいコーナーがあったりペンギンとの距離が近かったりするなど、迫力と親しみやすさが感じられるよう工夫がたくさんあったので、勉強にもなったと思います。

お昼は道頓堀で自由行動。名所で記念写真を撮ったり、「犬カフェ ドッグテイル」でランチを食べたり、たこ焼きやお好み焼きを食べたり・・・大阪の定番をしっかり堪能しました。

その後、みんなが名残惜しむ中、神戸空港から空路で茨城へ、予定通り学校へ帰ってきました。

今回の修学旅行から持ち帰ったものは、おみやげだけでなく、きっと夢や決意など、見えないものもあるでしょう。美しいものに触れて感動したりしたことで、これからの日本での学校生活の活力になったと思います。たくさんの友人に思い出を語り、この経験を次の挑戦へのモチベーションにしてください。

卒業おめでとうございます

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2019年3月2日、中国23人、台湾1人、ベトナム6人、韓国3人、計33人の留学生が鹿島学園を卒業しました。

それぞれの夢や憧れを抱き、10代で日本留学という大きなチャレンジを見事達成して、卒業を迎えました。文化や生活習慣、そして価値観の違いに戸惑い、つまづきながらも、その失敗を恐れない精神力の強さや行動力に、私達日本人は何度も驚かされました。卒業の日を迎えられた事に誇りと自信を持ってもらいたいと思います。

留学生の母国からは家族が駆け付け、式に参加してくださいました。留学という夢を支えてくれた家族、日本生活でお世話になったたくさんの人達への感謝の心を忘れず、次のステージへ羽ばたいて下さい。

ご卒業おめでとうございます。



「お知らせ」のページにも、卒業式の写真を掲載しています。コチラ

留学生2年生の防災センター体験学習をレポート

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千葉県西部防災センターに留学生2年生が行ってきました。今回は2年生ということで、ガイドさんの説明を通訳なしで聞き、さまざまな災害を体験させてもらってきました。ガイドさんの日本語を大きく頷きながら熱心に聞く姿がとても印象的でした。


▲通報訓練、消火活動体験の様子

▲地震体験 震度5弱、5強、6弱の揺れの違いを体感しました。

▲台風、風水害体験

この他にも、煙で視界が悪い中を避難する訓練施設で、姿勢をできるだけ低くして、壁を手探りで出口まで進んでいく練習を行いました。
これまで日本の災害について、インターネットやニュースで目にすることはあっても、実際に体験してみて、想像したよりも身を守ることは大変だと感じた経験は大きいと思います。参加した生徒たちからは、体験できたことがとてもよかった、という感想が多く聞かれました。

外国人による日本語スピーチコンテストに出場

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2019年2月17日(日)、鹿嶋市国際交流協会主催による「18回外国人による日本語スピーチコンテスト」が鹿嶋勤労文化館で行われました。本校からワンルンズ君(中国)、グジャさん(中国)の2名が参加し、鹿嶋市の教育長や茨城県議会議員、鹿嶋市の商工会会長をはじめ12名の審査員の他、高校生・中学生などたくさんの来場者の前で、スピーチを行いました。
ワン君は「石の上にも3年」と題して、自分の小さいころの成功体験や努力が報われた経験を通して、日本への留学という大きな挑戦に至ったこと、そしていま、日本語の勉強が大変だったり、日本人とのコミュニケーションでうまくいかないことがあっても、きっと乗り越えられるはずだと信じていて、その気持ちが今回のスピーチへのチャレンジにつながった、という内容でした。グジャさんは「自分の誇れるもの」と題して、これまでの人との出会いや、かけてもらった言葉がいつまでも忘れることなく心に残っていて、今の自分を励ましてくれていて、自分もいつか誰かの記憶に残るような人になりたい、というスピーチでした。温かみのある流ちょうな日本語にみんな驚いていました。
ワン君はチャレンジ賞を、グジャさんがホープ賞に加え、高校生・中学生審査員選出の若人賞を受賞しました。二人ともとても熱心に練習をしていたので、とてもうれしい受賞でした。
2020年東京オリンピックに向けて、鹿嶋市にも海外から多数の来場者が予想されるので、今後も更に日本語力に磨きをかけ、鹿嶋と世界を繋ぐ役割を担ってもらいたい、という激励の言葉を審査委員の方からいただきました。鹿嶋市国際交流協会ならびに鹿嶋市のみなさんにはいつも貴重な機会を与えてくださり、とても感謝しております。引き続き、彼らの力を育んでいきたいと思います。

春節を祝いました

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2月4日は旧暦の正月となる「春節」ということで、留学生を中心にパーティーが催されました。

この日のために長い時間をかけて準備が行われ、パーティーで中国、ベトナム、韓国の料理がふるまわれたほか、各国のお正月についてのプレゼンテーションや正月番組の放送等が行われました。中国の生徒は水餃子・ワンタン・お団子を、ベトナムの生徒はフォー・ぜんざいを作ってくれました。今年は生徒会のメンバーによって日本のお正月についての紹介も行われ、日本の正月料理であるお雑煮がふるまわれました。

パーティーは放課後に行われましたが、昨年以上に多くの生徒が参加し、教室が人で溢れかえるほど賑わいをみせました。普段なかなか触れることのできない異国の文化にこうして触れることができるのも、留学生がいる鹿島学園だからこそだと思います。こうした貴重な機会を大切に、今後もお互いに交流を深めていってほしいです。






the Global Course Level 5 students had their final presentations for the school year 2018-2019.

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Last January, the Global Course Level 5 students had their final presentations for the school year 2018-2019.

The first part was a modified debate under Speaking and Listening class wherein the students presented their arguments on whether handwriting is better in taking down notes for studying or using computers and other devices.
The second part was research paper presentation under writing class wherein the students presented their research study.
Other teachers and students from other year level were invited to watch the presentations. They answered questions and they all did well.

Come and join our activities in English. Let's have fun learning together!

「鹿嶋市日中友好協会新春交流会」に参加

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1月26日(土)、鹿嶋市日中友好協会が主催する新春交流会に、本校に在籍する中国からの留学生9名が参加しました。
最初に餅つき大会があり、緊張気味だった留学生も参加された方たちと盛り上がり、すぐに話しやすい雰囲気になりました。つきたてのお餅でつくったお雑煮やきな粉餅、あんこ餅をおいしく頂きながら、笑顔で談笑している姿が印象的でした。
また、留学生たちは鹿嶋市副市長や国際交流協会会長をはじめ、協会員のみなさんの前で自己紹介を行い、将来の夢についてスピーチをしました。イラストレーターになりたい、美大に進学したい、上智大学に行きたい等々、日頃の日本語学習の成果を発揮してくれました。協会員のみなさんがとても優しく、たくさん褒めてくださり、とても心温まる交流会でした。
地域のみなさんと交流できる貴重な体験となりました。鹿嶋市日中友好協会のみなさん、ありがとうございました。




女子留学生が来ている服は、汉服(はんふ)という中国の正装です。

2018年第2回日本語能力試験を受験してきました

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日本語能力試験は世界81ヵ国・地域で実施されている、日本語を母語としない人を対象とした試験で、7月と12月に実施されています。2017年は89万人が受験しました。
試験内容は言語知識(漢字・語彙・文法)、読解、聴解の3領域から構成されていて、本校の留学生は大学出願資格N2を目標に取り組んでいます。今回はすでにN2に合格している11人の留学生が最高レベルのN1にトライし(写真左上)、N2に36名(写真左下)、N3に10名(写真右上)がそれぞれの会場に分かれて挑戦しました。留学生たちはこの日に向けて、放課後の時間を使って補習を受けるなど、ひた向きに勉強してきました。
試験後は、漢字ができた!と喜ぶ生徒、読解はできたけれど聴解が難しかったと肩を落とす生徒、試験後はお互いに答えを確認し合い、しばらく興奮気味でした。結果は1月末に発表されます。

2018年度第2回日本留学試験(EJU)の様子

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11月11日(日)、本校の留学生(3年生)は麗澤大学を会場として行われた日本留学生試験(EJU)を受験してきました。
文系は日本語・総合科目・数学、理系は日本語・理科(物理と化学)・数学 を受験します。理系については数学も理科も高校で学ぶ教科書の全範囲が試験範囲ということもあり、放課後のゼミでは先生とEJU対策を二人三脚で取り組む姿もありました。
当日は、今年度ラストチャンスということもあり、みんな緊張していました。終わった後、帰りのバスの中ではぐったりしていました。手応えがあって笑顔の生徒もいれば、落ち込む生徒もいて、本当にお疲れさま、という様子でした。来校したときは日本語がままならない状態だったのに、ここまで逞しくなって試験に臨もうとする生徒を見ると、留学生たちの意識の高さ「学欲」を感心せずにはいられません。そして、日本人の生徒たちが良い刺激を受けることは言うまでもありませんが、国際交流という域を越えた本校の学びの環境がとても誇らしく思える瞬間でもあります。

防災センターで体験学習をしてきました

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10月25日(木)、次年度4月入学に向けて8月に来校し日本語の勉強に取り組んでいる留学生たちは、体験学習の一環で、「千葉県西部防災センター」へ行ってきました。地震や台風など自然災害が多い日本において行われている防災・減災の活動や備えについて学び、火災発生時の消火や避難、通報の体験を行いました。災害の怖さを実感するとともに、改めて気づかされることが多く、今後の生活に大いに活かせる内容でした。

お昼には近くの戸定が丘歴史公園でみんなで楽しくお弁当を食べました。来校してまだ2ヵ月ほどしか経っていませんが、少しずつ日本語も上達してきました。日本語が上達すれば、いろいろなところへ行って楽しめるようになると思います。頑張ってほしいです。

北京・上海にて保護者会を実施しました

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本校国際部の職員は、10月19日(金)~22日(月)の日程で中国北京・上海を訪れ、本校の留学生の保護者とお会いしてきました。保護者会では留学生の1年間の写真を集めたスライドを上映したり、日本で頑張っている様子をたくさん伝えてきました。写真を見てたくさんの方が喜んでくださり、涙ぐむ方もいらっしゃいました。個別面談では鹿島学園に行かせて良かったとたくさんの感謝の言葉をいただきました。

保護者会の翌日には学校説明会と来年度入学希望者の入学試験を実施しました。受験者のみなさんはとても緊張した様子でしたが、面接では一生懸命日本語で話そうとする姿が印象的でした。

北京では「抜粋高校」を訪問させていただき、日本語の授業の見学や日本への留学を希望する生徒さんと懇談を行いました。またお会いできることを楽しみにしています。

新留学生宿泊研修 ~Welcome to KASHIMA-YAMAKITA~

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平成31年度4月入学に向けて来校した留学生23名を対象に、姉妹校である鹿島山北高校の宿泊施設にて3日間(8月27日~29日)の宿泊研修を行いました。

■1日目の様子
7:00に学校を出発してお昼に鹿島山北高校に到着しました。さっそく、現地の職員のみなさんに指導してもらいながら、みんなでバーベキューをしました。



宿泊施設「交流の家」に移動して、学校生活に関するオリエンテーションを受けました。真剣に聞く姿が印象的でした。今後、もし分からないことがあれば、教職員に気軽に聞いてほしいです。オリエンテーションでは校歌の練習もしました。


夜ごはんの前には「夕べのつどい」を行い、そこではヨガを体験しました。日本語科の早坂先生が本格的なヨガを教えてくれました。広い草原の上でとても気持ちよさそうでした。


楽しい時間をたくさん共にして、緊張していた人も笑顔がたくさんみられた1日目となりました。


■2日目の様子
6:00に起床して、7:00から朝の集いを行いました。富士山が見えてとても気持ちがいい朝でした。
この日はトレッキングに出かけました。山や沢を歩き、大きな滝がゴール。水も冷たくてとても気持ちよさそうで、楽しいアクティビティになりました。



学校に戻ってからは、校内にある施設で卓球やダーツ、ボルタリングをして楽しみました。
夜のオリエンテーションでは校歌の練習もしました。残念ながら夜は天気が良くなかったので、オリエンテーションの後に予定していた花火は中止となってしまいました。



■3日目の様子
最終日は、お世話になった「交流の家」の施設を全員で掃除して、職員のみなさんにお礼をして富士山へ出発しました。富士山のふもと(五合目)までバスで行き、戻ってくる予定でしたが、登山できそうなくらい元気いっぱいのみんなでした。あいにくの天気で景色は良くなかったのですが、おみやげを買ったり、美味しそうなものを食べたり、日本一の山、美しい山に行けてうれしそうでした。



富士山を堪能した後は鹿島山北高校へ行き、ピザ作りを体験しました。今日のお昼は手作りピザパーティです。ピザはキジをつくるところから行う、本格的なものです。鹿島山北高校の三好先生から指導をうけながら、さらに先生がつくった焼き釜を使ってピザを焼きました。できたてのピザはとてもおいしそうでした。また、流しそうめんも体験しました。竹筒の中を流れてくるそうめんをすくって食べるという食べ方にとっても楽しんでいました。




最後に鹿島山北高校の職員のみなさんにお礼をして、鹿島へ戻りました。

この研修の目的は
① 学校と寮のルールと日本のマナーを理解する
② 集団生活やアクティビティを通し、協力し他人を思いやれるようにする
③ 友達と一緒に何にでも挑戦し、今後希望をもって生活していけるようにする
です。

参加した全員が、苦楽を共にして、有意義な時間を過ごすことができました。たくさんの人との関わり合いの中で、笑顔もたくさん見られました。これからの学校生活をエンジョイしつつ、しっかり過ごすことができるよう、仲間を大切にして、ルールを守って、いろいろなことに挑戦していってほしいです。また、これから始まる入学前の準備期間では、たくさん日本語を勉強するのはもちろんですが、日本をたくさん知って、好きになってもらいたいです。


最後に、2学期が始まる直前だったにも関わらず、たくさんのアクティビティを体験させてくださった鹿島山北高校の職員の皆さん、交流の家の職員のみなさん、本当にありがとうございました。

野球部の応援に行きました

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7月14日(土)、野球部の試合を全校応援しました。校歌を歌ったり、声援を送ったり、点が入ると大盛り上がりでした。応援の中心となってくれた吹奏楽部やチアダンス部には留学生もたくさんいます。厳しい暑さの中でしたが、上手に熱中症対策を行って、勝利の瞬間をみんなで見届けることができました。
(全校応援の様子はコチラもご覧ください!)

未来につながる絆

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6日目(7/13)、一団は7/17(火)早朝に帰路に向かう関係で、グローバルコースの生徒と時間を共にするのは、この日が最後となりました(7/14は全校での野球応援、7/15・16は休日のため)。メッセージカードやプレゼント交換をしたりして思い思いの時間を過ごしていました。
短い間でしたがバディを組んだ二人の間には「未来につながる絆」ができたのではないでしょうか。もしかしたら偶然どこかでまた出会う、なんてこともあるかもしれませんね。そのときに、それぞれがどんな夢を叶えているのか、夢を追いかけているのか。そんな未来を想像できたとしたら、今回の出会いは一生モノになるに違いありません。