国際交流

JICA出張講義

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9月7日(水)の放課後、JICAから派遣講師を本校に招き、特別授業を実施しました。講師の石森和麿(いしもりかずま)さんは、日本語教師の資格取得後、JICA協力隊日系日本語学校教師としてブラジルに派遣され、2年間日本語の指導をしました。帰国後は起業するなど、現在は教育事業に携わり活躍されている方です。
石森さんの講義ではグローバル社会で生きていくために必要なマインドセットについて学ぶことができました。その中で「知識と実際は違う」という言葉がありました。教科書で学んだ知識をだけでは不十分であり、実際に体験してみることが大切だと教えてくれました。成功するかと考えるのではなく、実行に移すことの重要性を学びました。
また、「世の中を変える人はどんな人?」という問いを生徒に投げかけていました。石森さんの考えは「若者、辺境、異端」の3つでした。この言葉は、これから未来を担う生徒たちにとって、とても熱いメッセージとなり、改めて勉学に励もうと思った生徒もいたはずです。講義後も石森さんに積極的に質問する生徒の姿がありました。石森さんは子ども達の人生相談にも耳を傾け、全ては「行動」から始まることを教えてくれました。とても価値のある時間を過ごすことができました。これからも「挑戦」する心を持って学校生活を送ります。石森さんありがとうございました。






留学生宿泊研修に行ってきました

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8月24日(水)~26日(金)の3日間で,御殿場などに行ってきました。
始めは右も左もわからない状態でしたが,皆で声を掛け合い,楽しんでいる姿が見受けられました。
これからの留学生活がより充実したものになるように,引き続き,精一杯サポートさせていただきます。






スポーツ大会

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7/5(月)〜7/7(水)、学年ごとにスポーツ大会が行われました。

▲3年生
高校生活最後のスポーツ大会を思い切り楽しめたようです。
日本人学生•留学生共にお互いを思いやるプレーで、大きな成長を感じました。


▲2年生
去年は新型コロナ感染拡大の影響で自粛生活が続きました。
今年は感染予防をしっかり学び、with コロナ生活で学校行事を楽しんでいます。


▲1年生
初めてのスポーツ大会はバトミントンと卓球にエントリーしました。
みんなスポーツクラスの迫力あるプレーに驚いたのではないでしょうか。

今年度はコロナ対策を正しく学び、実践しながら、留学生活を思い切り楽しみましょう!

水族館見学

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留学生達は7/5と7/6の2日間に分散し、茨城県にある大洗水族館を見学しました。
15,000匹のイワシが音楽と光に合わせて泳ぐイワシライフやイルカのショーを楽しみ、帰りはおいしい海鮮丼をテイクアウトして、大満足の1日でした。

2021年度 第1回EJU日本留学試験

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鹿島学園留学生も15名が受験しました。
コロナ禍の困難な状況においても、留学をあきらめず鹿島に残った留学生達にとって、このEJUは大きな目標であり、チャレンジでした。
留学生のみなさん、後悔の無いよう最後までベストを尽くしましょう!

農業体験スタート!茨城のサツマイモは生産量・品質ともに全国トップクラスです

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留学生達は北京や上海、ホーチミン、ソウルなど大都市から鹿嶋へやって来ます。
そんな都会育ちの留学生達にぜひ茨城を体感してもらおうと、茨城県香取市にあるエコワンファーム農園さんでサツマイモの苗付け体験をして来ました!
農園スタッフの方に丁寧に教えていただき、あっという間に苗付けも終わり、作業の後は焼き芋をごちそうになりました。
茨城のサツマイモは生産量・品質ともに全国トップクラスです。黄色くて、甘いサツマイモは何も付けなくてもそれだけでスイーツのようなおいしさで、留学生達のテンションもあがります。

今後も毎月1回の農業体験を実施します。
エコワンファームのみなさん、宜しくお願いいたします!

文化祭の様子(海外にいる留学生はオンラインで参加!)

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今年の文化祭は「Be together as one~みんなの思いを繋いで創ろう~」をテーマに、各クラス・団体が動画を作成し発表しました。
留学生の動画は、厳しい入国制限のためまだ日本に入国できない新入生達がそれぞれの国の生活を撮影し、1本の動画にまとめました。
文化祭当日、自分の日本語が本当に通じるのか、日本人学生が参加してくれるのかと不安を胸にTeamsのオンライン上でスタンバイしていた海外留学生達でしたが、クラスメートとはアニメやゲームの話で盛り上がり、3年生の先輩達からは大学受験に向け勉強のアドバイスをもらうことができ、大変貴重な1日となりました。

現在、海外新入生達は日々オンライン授業で日本語を学習しています。日本人と日本語で交流できたこと、文化祭に参加できたことは彼らいとって大きな励みとなったようです。
コロナ禍での文化祭は、遠く離れた地から参加した海外新入生達にとって、Be together as oneを実感できる日となりました。

潮来(いたこ)あやめ祭りへ

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中間考査最終日、開放感の中、留学生達は水郷潮来あやめ祭りに行って来ました。
このあやめ園では役500種100万株のあやめが咲き誇ります。
新型コロナウイルスのため、留学生にとって貴重な日本生活をなかなか満喫できない日々が続いています。
そのような毎日の中、手漕ぎろ船遊覧では気持のいい風を感じ、美しい花に疲れた心を癒され、心身ともにリフレッシュできたようでした。

ひな祭り

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コロナの影響で、外出やイベントの自粛がまだまだ続いているため、そんな中でも留学生たちに是非、日本文化を楽しんでもらおう!ということで、国際部職員で工夫してささやかながら、ひな祭りを行いました。
新入生たちはひな祭りの由来や雛人形の説明に興味津々でした。自分の国のお祝いを紹介してくれる留学生がいたり、男子留学生から女性職員にお祝いを伝える微笑ましい場面もありました。このように異文化を知る体験が日常にあるのも鹿島学園ならではですね。

一日勉強を頑張った後は、一人ずつ雛あられや桜餅を自室に持ち帰ってもらい、一日を満喫してもらいました。

2021年春節 ~ご支援ありがとうございます~

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Happy New Year
新年快乐
새해 복 많이 받으세요
chúc mừng năm mới
สวัสดีปีใหม่
Selamat Tahun Baru

昨年3月以降は、コロナ禍により留学生達は母国と日本を自由に往復することが難しくなりました。そんな中、不安を抱えながらも、お互いを尊重し合い1年間頑張ってきました。
留学生保護者様はマスクやアルコールの入手が困難な時期に、国際郵便で大量のマスクや紫外線除菌器を送って下さいました。
また、1年以上会えない我が子を思いながら、多くの励ましや感謝の声を送ってくださる保護者様の存在は、日々の感染予防対策に疲弊する職員の大きな支えとなりました。

2月12日、今日は旧正月です。
毎年、本来は、旧正月パーティでは留学生達が日本人生徒や教職員に各国の手料理を振る舞い、民族衣装で着飾り、盛大にお祝いをしています。(昨年のようす
今年はパーティができず本当に残念ですが、密を避け、寮のそれぞれの部屋で少しでも楽しんでもらおうと、国際部職員がささやかながら旧正月のお祝いを準備しました。
まだまだ、困難な状況は続きそうですが、この1年で留学生達に芽生えた他者への配慮や、留学の目的を諦めない強い意志は、きっと将来への糧となることでしょう。

留学生の皆さん
新年明けましておめでとうございます!


「第19回外国人による日本語スピーチコンテスト」(鹿嶋市国際交流協会主催)に出場!

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2月16日(日)、「第19回 外国人による日本語スピーチコンテスト」(鹿嶋市国際交流協会主催)が開催されました。本校からは、グェン トラン タン フォン君(1C・ベトナム)、パッタラット アッチャセーウィンさん(1B・タイ)が出場し、フォン君はチャレンジ賞、パッタラットさんはハートフル賞を受賞しました。
トップバッターを務めたフォン君は、「一つひとつのことに心を込めること」という「私を変えた母の言葉」についてのスピーチでした。将来ベトナムで和食料理店を開くことが夢で、そのために日本での留学を決心したフォン君。母の言葉は、うまくいかないことがあっても途中で投げ出さずに、人生の解決方法を求めていくエネルギーになっている、ということでした。
パッタラットさんは、日本への留学が決まったときから、祖国を出国し、日本での生活が始まり、そして今に至るまでの心境の変化を丁寧に語りました。日本での留学への期待から、祖国を離れる悲しみ、そして慣れない生活にやめたいと思いながらも、日本文化や地域とのふれあいの中で、大きなチャンスをもらっていることへの気づき、支えてくれる先生や友達への感謝、そして両親から愛されていること、そして、このように感じることができたことで自信と自分自身に対しても感謝の念が生まれた、ということでした。
良いことも悪いこともあるだろうけれど、自分の考え方で幸せになれることがわかった、という結びに、スピーチを聞いた方々から多くの共感を得ていました。
鹿嶋市長をはじめたくさんの来賓が招かれていたこともあり、二人とも緊張したと思いますが、堂々とした立ち振る舞いで、日本語も聞き取りやすく、とても立派でした。
スピーチ後には教育委員会の方より、今年のオリンピックでは鹿嶋と母国の架け橋となることを期待したい、と激励をいただきました。
今回の経験が今後に活かされていくのが楽しみです。


このイベントの記事が翌日の茨城新聞に掲載されましたので、ご紹介します。

▲「2020年2月19日付 茨城新聞」
 ※当記事は茨城新聞社の許可を得て掲載しています。当ページの画像の転載はお控えください。

2019年度第2回日本語能力試験(JLPT) 合格おめでとう!

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2019年度第2回日本語能力試験(JLPT)の結果です。今回は、
 N1 5名、N2 12名、N3 7名、合計24名
が合格しました。
この試験は日本語能力の証明となるもので、大学出願資格基準がN2となっています。N1に合格するのは並外れた努力が必要ですが、今回は5人も快挙を成し遂げました。
本校の留学生たちは高等学校の教育課程を履修しながら、このN2の取得を目指し、毎日放課後の日本語クラスで頑張ってきましたので、喜びも大きいですね。今回合格したみなさん、おめでとうございます。母国のご両親にも嬉しいニュースとなったことと思います。
そして、1年生は次回の7月(2020年度第1回)に向けて、すでに新クラスがスタートしています。
本校には目標に向かって頑張っている仲間がたくさんいますから、それぞれの目標に向かって励まし合い、継続して取り組んでいってもらいたいです。

春節を祝いました

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1月29日(水)放課後、盛大に春節パーティーを行いました。
中国語、韓国語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、英語、日本語による新年を祝う言葉で乾杯をし、留学生が各国の料理を、生徒会はお雑煮をふるまってくれました。集まった100人を越える生徒や教職員たちは、美味しい料理をいただきながら、楽しく言葉を交わしたり、ボードゲームをしたりしました。
デコレーションした教室に、春節の際に身につける民族衣装で参加してくれた留学生もいて、とても華やかで素敵な時間を共有することができました。
会場を準備したり、料理をふるまってくれた留学生のみなさん、生徒会のみなさん、ありがとうございました。

教室の中は様々な言語が飛び交い、日本語や英語で会話したりする風景が見られますが、これは本校では驚くような光景ではなくなったように感じます。数年前は「国際交流の場」という意識付けが必要でしたが、今では言葉や文化の壁を越えて、同じ高校生という仲間意識を純粋に楽しめるのだと思います。そして、そこにあるグローバルの価値に気づいてくれているのだと思います。
留学生たちに共通している、オープンなマインドは、学校に大きな影響を与えてくれています。国際理解に向き合う感性がずいぶん育まれていることに対して、誇らしく思えました。


★The Global Course held 2019 Christmas Party, inviting some junior high school students!!

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The Global Course held 2019 Christmas Party on December 20th, Friday. We invited some junior high school students and parents. Thank you for joining our party!!

Global Course teachers prepared some activities such as Wheel of Fortune Game, Memory Game and exchanging presents. We all enjoyed and got excited with them. At the end, the students wished Christmas by singing a song.

We could have a great time with the guests. Merry Christmas and have a nice rest of this year!!

★中学校での英語交流授業ボランティアの様子 

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12月17日(火)高松中学校、および12月18日(水)平井中学校にて行われた、英語交流授業の様子です。



 ▲高松中学校



 ▲平井中学校



年々、中学生たちの会話力が向上しているように感じられ、プログラムの内容も進化しており、参加する留学生たちも真剣です。単なる楽しい時間を過ごす"交流"ではなく、英語力を向上させる"授業"に参加していることへの責任感を前向きに話してくれる留学生もいます。参加した留学生たちは、オールイングリッシュの授業とはいえ、もっと優しく中学生をサポートできるようになるために丁寧な日本語を身につけたいという思いから、日本語の勉強により熱心に取り組み、驚くほどの成長をします。

相乗効果を生みだしている交流授業、今後も多くの子供たちに良い影響を与える機会として根付いてもらえれば嬉しいです。

留学生が中国語教室を始めました!

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12月6日(金)、7・8限目に中国語教室が開かれました。講師は中国人留学生のツイ ハンシュオ君(1A)と栗崎先生。中国語教室をかねてより希望していたグローバルコース1年生の参加生徒たちは、初めての中国語に夢をふくらましていました。

自分の名前を中国語でどう発音するのか、自己紹介、簡単な受け答え、これらを四声といわれる日本語にはない発声を意識しながらトレーニング。ハンシュオ君は熱心に教えてくれました。

留学生が日本人と一緒に授業を受けている光景は、鹿島学園では当たり前ですが、これは立場を逆にして想像してみるとわかるように、とても難しい挑戦です。留学生たちの志は高く、日に日に日本語での会話が自然になっていくのを目の当たりにして、本校の生徒たちも刺激を受けています。今回はそんな留学生から中国語を教えてもらいたい、という日本人生徒の要望に、ハンシュオ君が応えてくれました。

今後も毎週金曜に教室を開くことになっています。興味があれば誰でも参加できるよう、ポスターを手作りして呼びかけたりしています。

こういった取り組みを大いに応援していきたいと思います。

4年目となった英語交流授業 中学校での活動の様子

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12月6日(金)、本校の留学生10名が鹿嶋市内にある鹿野中学校を訪問し、1年生の英語の授業に参加しました。この英語交流は、鹿嶋市教育委員会より依頼を受け、4年前から鹿嶋市内の小中学校で実施しているものです。
留学生たちは中学生のグループに交じって、オールイングリッシュのゲームやクイズに取り組む中学生たちをサポートしました。人の話を「聴く」だけでなく、人に話を「訊く(きく)」手本を留学生が示すと、中学生たちはそれを真似て次々に様々な問いかけに挑戦し始めました。最初は知識から絞り出された英会話、という感じでしたが、徐々に直感的な自然な会話の雰囲気が出てきます。中学1年生ですが、英語力を高めたいという気持ちがとても感じられました。楽しみながら英語力を伸ばそうというプログラムも毎回工夫があってとても参考になります。
参加した留学生の中には、今回の交流が最後となる3年生、今回が初めての1年生もいました。初めての体験に緊張し、最初は中学生と会話できなかった、という感想もありましたが、先輩留学生の授業での活躍を目の当たりにして、自分が人の役に立てることに気づき、自信をもてるようになった、と語ってくれました。


2019年度第2回日本語能力検定(JLPT)を53名が受験

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12月1日(日)、2019年度第2回日本語能力試験(JLPT)が行われ、本校の留学生53名が受験しました。留学生にとって、この試験は特別なもの。放課後の時間を使って補習を受けるなど、その姿に感心させられるほど、ひた向きに勉強してきました。
今回は英語科のリース先生もチャレンジしていて、とても心強かったことでしょう。
試験が終わってホッとしたと思いますが、明日からは学校の期末試験が始まります。努力はすぐに実らずとも、必ず報われますから、一つ一つの試練に前向きな気持ちで挑戦していってもらいたいです。

東京2020オリンピック鹿嶋市ボランティア研修会に留学生が参加

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11月15日(金)、東京2020オリンピック鹿嶋市ボランティア研修会が鹿嶋市内で行われ、鹿嶋市およびその周辺に在住のみなさんに交じって、本校の留学生12名が出席しました。学校から歩いてでも行ける距離にある「カシマサッカースタジアム」は来年の夏に開催される東京オリンピックのサッカー競技の会場となります。鹿嶋市に訪れる日本人・外国人のおもてなしを務める都市ボランティアに本校の有志の生徒や職員が登録しています。
この日の研修は、大会に欠かせないボランティアの意義や役割、準備についてソーシャルエデュケーターの講話を聞いた後、翻訳アプリを使った外国人観光客の対応について実践しました。留学生たちは、外国人観光客役として大活躍しました。アプリの使い方も日本語もわかりますから、不慣れな参加者に使い方を教えてあげたり、より適切な表現があれば、それをサーチしてあげたりと、主催者からも感謝の言葉をいただきました。
これから8ヵ月、研修を重ね、オリンピックピンズにふさわしい頼もしいボランティアになってくれると思います。引き続き、よろしくお願いいたします。

2019年度第2回日本留学試験(EJU)の様子

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11月10日(日)、第2回日本留学試験を本校の留学生5名が千葉大学西千葉キャンパスで受験しました。
この試験は留学生にとって、大学進学のための登竜門。受験会場には高校生と思われる受験生よりも、成人している受験生が例年以上に多い印象がありました。母国で高校・大学卒業後してから来日して進学を目指す留学生が増加している傾向がありますが、これを反映していると思われます。
5人の留学生たちは、9時30分から17時10分までの長丁場の試験を終え、とても疲れた表情をしていましたが、コツコツと勉強してきたことが得点につながっているという自信から、達成感も感じられました。これまで放課後や休みの日に、先生とマンツーマンで日本語や総合科目の勉強する姿がありました。まだまだ進路実現に向けた険しい道は続きますが、最後まで頑張ってもらいたいです。