お知らせ

平井中学校での英語交流授業のようす

地域貢献

12/12(水)、本校の留学生10名が平井中学校を訪問し、2年生と英語交流授業を行いました。今回参加した留学生たちは、大学受験やJLPT(日本語能力検定 12/2の記事もご覧ください)や学校の期末テストが終わり、やっと一息ついたこともあって、学外での交流活動をとても楽しみにしていました。
これまで実施してきた英語交流事業はもう数え切れないほどになってきましたが、毎回一緒に授業に参加する中学生のみなさんとは初対面がほとんどなので、授業の最初はいつも緊張感が漂っています。今回もそこをネーティブの先生が絶妙なトークで緊張をほぐしつつ、ひょうきんな留学生たちが空振り前提で笑いをとったり、といった具合でスタートしました。緊張気味だった中学生たちも、ペアで行う「1分自己紹介」で日頃から練習している英語を使って一生懸命会話をしていました。留学生たちの流ちょうな英語に負けじと、アクセントやリエゾン(リンキング)を意識して話そうとしていたのでとても感心しました。
今回の授業では、Speaking Listening Writting Readingの4技能をすべて活用してクイズに答えていくグループワークが行われました。6つのグループそれぞれに留学生が混じって、中学生と一緒に考えたり、ヒントを出してあげたり、逆に早く分かった中学生に教えてもらったりするどなど、まさに「英語版なぞなぞ」に真剣に取り組んでいました。最後の正解発表では、合点がいった瞬間に歓声が上がったりしていました。
英語Onlyという目標で授業が行われていましたが、活きた英語のシャワーを浴びることで上達も早まる、と留学生たちは口をそろえて話してくれます。彼らも日本語を日本に来る前から勉強していたわけですが、日本のテレビ(とくにアニメ)をたくさん見聞きしたことが大きかったようです。そして、鹿島学園に入学してからは、日本人と一緒に高校生活を送っているわけですから、さらに上達することは言うまでもありません。
授業後の中学生たちの感想には、留学生との交流が楽しかった、本気で英語を話した感じがする、思った以上に面白かった、といった声を聞くことができました。12/14(金)には3年生との交流授業を行う予定になっています。是非楽しみにしていてくださいね。

こういった機会をプロデュースし、毎回円滑な活動のために様々な配慮をしてくださっている鹿嶋市教育委員会の関係者の皆様にも感謝申し上げます。引き続き、よろしくお願いいたします。