お知らせ

1・2年生対象の進路ガイダンスを実施しました

学年行事

11月14日(水)5・6時限目、本校1・2年生の総合学習の一環として、進路ガイダンスを行いました。
今回は特色ある教育活動を行われている23の大学・専門学校の講師の先生方をお招きし、様々な分野の出張授業を実施していただきました。教育学、社会科学、理工学、栄養学、スポーツ学、看護・医療、芸術(音楽/美術)、社会福祉、調理製菓、幼児教育・保育、旅行・ホテル、情報処理・マルチメディア、動物、理容美容メイク、自動車整備、医療技術、公務員受験対策、就職面接対策、等々、生徒たちはこの中から事前アンケートで選んだ授業を2つ受講しました。
1年生は文理選択の判断材料の一つとして、イメージを広げる機会になったのではないでしょうか。本命だと思った授業よりも、興味だけで選んだ授業の方に惹かれて、より深く知りたくなったりする、なんてことは非常によくあることです。その情報を耳にしていたかどうかで進路選択が変わるのは当たり前のことですので、1年生のうちから様々な分野に耳を傾けることが重要です。理工学系や医療系の授業には迷っている生徒がたくさん受講していました。15日(木)~16日(金)には、本校理科・数学科の教員による理系ガイダンスの特別授業も行われますので、この時期にしっかり迷って、様々な話を聞き、後悔のない選択につなげてほしいと思ます。
2年生はいよいよ進路に対して視野を広げるだけでなく、理解を深め、自分の適性も意識したりして、進路の候補を絞り込んでいかなければなりません。今回はその良いきっかけになったと思います。他からも話を聞いてみたい、という感想を聞きましたが、同じネーミングの学部・学科でも、学校によって学びの内容や特色は異なりますので、様々な要素から比較してみる必要があります。これまでもオープンキャンパスや学校説明会に積極的に参加するよう働きかけてきましたが、腰が重たかった生徒にとっては今回は強いインパクトになったのではないでしょうか。
一つの科目の中だけでも、その奥深さや学びの先を知ろうとするには時間と労力が必要です。さらにひと昔と比べて、学部・学科が細分化されており、高校時代にその特色を見極めて選ばなけばならないのは、とでも大変なことだと感じます。その一方で、インターネットを使えば容易に情報が得られる便利な時代ですから、まずは情報端末を有効に活用してよく調べて欲しいです。そして、気になるとことに行ってみる、に尽きます。行くことでわかること、感じることがあるのは大学見学会を思い出してもらえればわかるはずです。モチベーションも高まりますから大きく前進します。是非、ご家庭でもお子様の進路についてお話を深めていっていただき、実現に向けてサポートをお願いできればと思います。