お知らせ

2学期終業式が行われました

学校行事

12月21日(金)、2学期の終業式が行われました。
式の前には、女子サッカー部の壮行会、鹿島アントラーズトップチーム昇格者紹介を行いました。

女子サッカー部は兵庫県で行われる「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」に出場します。高内監督からチームと全国大会について話があり、校長より激励の言葉、そして男子サッカー部とチアダンス部による激励応援を送りました。大きな拍手を全校生徒から送られる中でも、ステージ上に立つ部員たちの表情は常に引き締まっているのが印象的でした。最後にキャプテンの池田優希さん(3C)が意気込みを語り、自分たちの全力を出し切ることを誓ってくれました。初戦は1月3日(木)13:45 vs播磨高校(兵庫県) となっており、茨城県および関東の代表として一つでも多く勝ち進めるよう応援したいと思います。


次に、鹿島アントラーズユースに所属する、佐々木 翔悟君(3B)、有馬 幸太郎君(3A)のトップチームへの昇格について紹介を行いました。担任から選手の特徴と普段の学校生活の様子について語られ、サッカーのプレースタイルについて専門的なレベルで担任が熱弁する姿には、ざわつきが起こりました。勉強もしっかり熱心に取り組み成績優秀だった二人は模範になります。二人からの挨拶は短いものでしたが、「感謝」の言葉が繰り返されているのが印象的で立派なものでした。多くの人の支えを力にして、トップチームでチャンスをつかんでもらいたいです。


2学期の終業式は、学校長、進路指導部長、生徒指導部長から大切な話が数多くありました。
今年を象徴する漢字は「災」ということで、日本や世界で起こっている自然災害や人災を振り返り、自分の身を守ることへの意識を高める必要があります。そして、周りの人との接し方について一人一人が考えなければなりません。誰しも価値観が異なる、ということを理解して、周りを尊重することがいかに大切か、そこには対話が必要であること。そして、「個人としての自分」と「集団の中の自分」というのが異なった考え方をもっているかのように思えることもあり、その違いに葛藤が起こること。こういったことを理解するだけでなく、勉強や部活動などのさまざまな活動経験をして、自覚をもって社会に出れる準備をする、ということが高校生活の一番の目標になります。
進路指導部長からは人生100年時代に向けた学力の意義、新入試制度について言及がありました。生徒指導部長からは交通安全、事故被害時の対応、自転車加害についてなど、高校生活を充実させるだけでなく、その後の人生を豊かに送るために人の話を聞き、行動を起こす前にそれに照らして考えるようお願いがありました。
冬休みはクリスマスや正月など、楽しく過ごしてもらいたいと思います。そのためにも、鹿島学園の生徒であることを自覚して、人の話をよく思い出して行動に移してもらえればと思います。1月7日(月)の始業式を全員で気持ちよく迎えられるよう、有意義な冬休みを過ごしましょう。