パラスポーツ陸上競技選手 村上清加氏 講演会「大きな一歩」 レポート
学校行事
11月3日(土) 、パラスポーツ陸上競技選手 村上清加氏の講演会「大きな一歩」が本校体育館で行われました。
--- 村上清加氏 プロフィール --------
2009年、事故により右足大腿部半分を切断。大腿義足を使用。
同年11月、義肢装具士の臼井二美男率いる切断者スポーツクラブ「HEALTH ANGELS(ヘルスエンジェルス)」に参加。
疾走用義足、通称板バネをつけ走りはじめ、2011年より公式の大会に出場。リオパラリンピックでは出場資格を得られる世界ランク8位までにあと一歩及ばず。2020年東京パラリンピック出場を目指している。
2018年5月、夫でありコーチとして公私において支え合っておられる村上健二氏との間に第一子誕生。
障害クラスT42(膝上切断)
100m・走り幅跳び
---------------------------------
講演では、事故に遭った後、失意の中にいた頃の内面を丁寧にふりかえられていたのが印象的でした。絶望の淵から新たな一歩を踏み出すことができた「支えてくれる人への感謝の気持ち」の偉大さを改めて感じました。そして、ハンデの有り無しではなく、自分の気持ちに正直に生きていこうという姿に、周りの人も惹かれていくのだと思いました。
足を失うのは事故だけでなく、一番多いとされるのが糖尿病、他にも骨肉腫などの病気によるものが多くあり、思った以上に義足の人はおられる、というお話には驚いた生徒も多かったと思います。海外では、義足が見える状態で街を歩いていると、それを見て何気なく笑顔で話しかけてくる人が多いそうで、「2020年東京もこうなって欲しい」との思いから、義足のファッションショーやパラアスリートのポスター撮影などにも積極的に参加している、ということで、このお話も印象的でした。他にも、実際に競技で使用している義足へ付け替えて走ってみせていただいたり、構造を教えていただくなど、盛りだくさんの内容でした。
講演を通して、高校生が人生を見つめ、前向きに力強く生きていくことのすばらしさを感じる貴重な機会になったと思います。
村上清加選手、本日は多忙な中にも関わらず、本校までお越しいただいて貴重な講演をしてくださりありがとうございました。東京パラリンピック出場は、ライバルとの争いが激しくこれまでにないくらい困難な挑戦になってくるとお聞きしました。念願の出場、そして活躍をお祈りしています。
--- 村上清加氏 プロフィール --------
2009年、事故により右足大腿部半分を切断。大腿義足を使用。
同年11月、義肢装具士の臼井二美男率いる切断者スポーツクラブ「HEALTH ANGELS(ヘルスエンジェルス)」に参加。
疾走用義足、通称板バネをつけ走りはじめ、2011年より公式の大会に出場。リオパラリンピックでは出場資格を得られる世界ランク8位までにあと一歩及ばず。2020年東京パラリンピック出場を目指している。
2018年5月、夫でありコーチとして公私において支え合っておられる村上健二氏との間に第一子誕生。
障害クラスT42(膝上切断)
100m・走り幅跳び
---------------------------------
講演では、事故に遭った後、失意の中にいた頃の内面を丁寧にふりかえられていたのが印象的でした。絶望の淵から新たな一歩を踏み出すことができた「支えてくれる人への感謝の気持ち」の偉大さを改めて感じました。そして、ハンデの有り無しではなく、自分の気持ちに正直に生きていこうという姿に、周りの人も惹かれていくのだと思いました。
足を失うのは事故だけでなく、一番多いとされるのが糖尿病、他にも骨肉腫などの病気によるものが多くあり、思った以上に義足の人はおられる、というお話には驚いた生徒も多かったと思います。海外では、義足が見える状態で街を歩いていると、それを見て何気なく笑顔で話しかけてくる人が多いそうで、「2020年東京もこうなって欲しい」との思いから、義足のファッションショーやパラアスリートのポスター撮影などにも積極的に参加している、ということで、このお話も印象的でした。他にも、実際に競技で使用している義足へ付け替えて走ってみせていただいたり、構造を教えていただくなど、盛りだくさんの内容でした。
講演を通して、高校生が人生を見つめ、前向きに力強く生きていくことのすばらしさを感じる貴重な機会になったと思います。
村上清加選手、本日は多忙な中にも関わらず、本校までお越しいただいて貴重な講演をしてくださりありがとうございました。東京パラリンピック出場は、ライバルとの争いが激しくこれまでにないくらい困難な挑戦になってくるとお聞きしました。念願の出場、そして活躍をお祈りしています。