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第10回 高校生の科学研究発表会@茨城大学 宮内愛音さん 優良発表賞受賞

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1月11日(土)、茨城大学水戸キャンパスにて、「第10回 高校生の科学研究発表会」(主催:茨城大学、共催:茨城県教育委員会 他)が行われました。
茨城大学理学部は、近隣・近県の高校生による科学研究発表会を毎年開催されており、今年は44作品の口頭発表、82作品のポスターセッションが行われ、宮内さんは口頭発表部門(口頭発表7分+質疑3分)に出場し、見事、優良発表賞を受賞しました。また、口頭発表後には、自由討論形式のポスターセッションにも臨み、たくさんの高校生や先生方と議論をかわしました。
宮内さんの作品「デキストリンペーパーによるプラスチック代替」は、「第63回 日本学生科学賞 茨城県審査」で県知事賞を受賞しましたが、この審査は「ポスター」が主な対象でした。その後、「日本学生科学賞 中央審査」で入選をした際には「論文」が審査対象でした。そして今回は口頭発表が審査対象で、学外で研究発表に臨むのは初めての挑戦でした。
「自分の番が回ってくるまではとにかく緊張しました。でも、始まってしまうと、自分の発表をうなずきながら真剣に聞いてくださる人たちがたくさんいることが嬉しく、とても楽しくなりました。丁寧に、わかりやすく伝えることを意識したのが良かったのだと思います。大学の先生の質問や指摘は温かくもとても鋭く、まだまだ足りていないところも多々あることがわかり、これが大学の学びなんだな、と思いました。」と、宮内さん。今後も、この経験を活かして、様々な活動に挑戦していってもらいたいです。

研究活動に打ち込むことができる学校の実験環境や教育環境を宮内さんはフルで活用し、努力を結実させました。宮内さんは文系ですが、果敢に理系の世界に飛び込み、自分が取り組んだ研究に対して、ポスター、論文、口頭発表(プレゼン)という様々な形式で表現し、一定の評価をそれぞれで得ることができました。努力の賜物だと思います。後輩のみなさん、そしてこれから高校生になる中学生のみなさん、「なぜだろう」という疑問に対して、一緒にその解明に挑みませんか!