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寄席・落語、想像以上の面白さに惹き込まれました(芸術鑑賞会)

学校行事

11月2日(土)、本校体育館にて、芸術鑑賞会を行いました。今年は、伝統芸能「寄席」を鑑賞しました。ほぼ全員が寄席を鑑賞するのは初めて。長い話を聞かされるのか…と下向きだった生徒も大笑いしている光景が印象的でした。
はじめに寄席・落語についての説明を分かり易くしてもらいましたが、その話がすでに巧妙な話術のオンパレードになっていて、生徒たちは独特の世界に惹き込まれていきました。
体験コーナーでは、落語の道具として使える扇子と手ぬぐいを使って即興で「学校帰りの蕎麦屋に立ち寄る」を演じる、というもの。生徒代表で中澤君(3E)、高橋さん(3G)、教員代表で金子先生が挑戦しました。即興なのに、笑いを連発する見事なものでした。プロの突っ込みが上手くて何かやるたびに笑いになった、と中澤君。確かに、突っ込みが上手いので、滑らないのかもしれません。高橋さんは難しかったけれど、大勢の人が笑ってくれる落語の醍醐味を感じれて楽しかった、と語ってくれました。
今回は落語の他にも「太神楽」も披露していただきました。こちらは笑いというより、どよめきの連続で、息をのむシーンもあり、見事なものでした。
最後に披露していただいた「落語」を鑑賞した生徒たちは、きっと日本の古典芸能の面白さを実感できたのではないでしょうか。聞いているだけで情景が浮かんでくる、音やしぐさ。美しさをも感じる話術に、教員としても感性を育んでくれる素晴らしい機会だと、大変感動しました。

なかなか見ることができない、貴重な機会、と思いきや、最近はテレビでも放送していますので、興味を持った生徒は是非チェックしてみてほしいと思います。

今回、本校までお越しいただき、素晴らしい伝統芸能を披露してくださった、春風亭昇也さん、柳貴家雪之介さん、柳家喬之助さん、本当にありがとうございました。