国際交流

京都・大阪修学旅行レポート ~旅は大きなつばさになる~

3月3日(日)~6日(水)、留学生16名が修学旅行で京都・大阪へ行きました。

The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes,
but in having new eyes.(Marcel Proust)
『真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。』
(フランス人作家 マルセル・プルースト)

仲間との親睦を深め、時間や規律といった習慣を身につけることが目的の一つですが、日本の文化を体験することで、理解を深め、心・精神を養うのが修学旅行の意義といえるでしょう。多くの日本人は中学生のときに修学旅行で京都に行っていますので、参加者たちは事前にどんなところか魅力を日本人の友達から聞いたり、先生からうらやましがられたりしていました。大きな期待を胸に、学校を出発しました。
茨城空港から神戸空港へ、その後バスで京都へ向かいました。お昼時に京都に到着し、最初に『京料理』を食べました。うす味ですが絶妙なだしの味。美味しいというより上品な味。高校生には難しかったかもしれませんが、いい経験です。この後、清水寺へ参拝に行きました。大志を抱いて決死の覚悟で物事に挑戦する、という意味で「清水の舞台から飛び降りる」という言葉がありますが、その舞台の壮大さを見て感嘆する姿が印象的でした。

初日の夜は、温泉旅館に泊まり、日本の「温泉」「浴衣」を体験しました。


2日目は着付け体験です。自分好みの着物を着て、京都の街を歩きました。そして、いま外国人に大人気の「伏見稲荷大社」、迫力満点の「金閣寺」へ、着物姿で参拝しました。みんなとても似合っていて、素敵な写真がたくさん撮れました。
女の子たちにとっては憧れの体験だったそうで、よかったですね。


京都から大阪へ移動し、夕飯はみんなのリクエストで焼肉となりました。大阪に行ったらお好み焼き・・・なのですが、高校生らしいですね。


3日目は朝から晩までユニバーサルスタジオジャパン(USJ)でグループ自由行動!大人気のハリポタやスパイダーマンのアトラクションも満喫できたようで、お目当てのコスプレをしてみたり、大満足の一日でした。


最終日は「海遊館」へ行きました。ジンベイザメが泳ぐ国内でも有数の水族館です。ふれあいコーナーがあったりペンギンとの距離が近かったりするなど、迫力と親しみやすさが感じられるよう工夫がたくさんあったので、勉強にもなったと思います。

お昼は道頓堀で自由行動。名所で記念写真を撮ったり、「犬カフェ ドッグテイル」でランチを食べたり、たこ焼きやお好み焼きを食べたり・・・大阪の定番をしっかり堪能しました。

その後、みんなが名残惜しむ中、神戸空港から空路で茨城へ、予定通り学校へ帰ってきました。

今回の修学旅行から持ち帰ったものは、おみやげだけでなく、きっと夢や決意など、見えないものもあるでしょう。美しいものに触れて感動したりしたことで、これからの日本での学校生活の活力になったと思います。たくさんの友人に思い出を語り、この経験を次の挑戦へのモチベーションにしてください。