国際交流

4月から入学する留学生たちが日本語学習の成果発表を行いました

3月12日(火)、来年度から入学する留学生たちによる、日本語学習の成果発表会が行われました。
昨年9月に来日した中国、台湾、ベトナムからの留学生26名は、これまで日本語の勉強に励んできました。発表は5グループに分かれてすべて日本語で行われ、テーマは次のようなものでした。
 ①漢詩
 ②人間の感情
 ③神話
 ④ベトナムのアオザイ(民族衣装)
 ⑤中国の映画

どのグループも一生懸命取り組んできたことがよくわかる立派なものでした。
グループ①の発表では身振りをつけた漢詩の朗読があったり、グループ④はベトナムの民族衣装であるアオザイをファッションショーやクイズも交えながらわかりやすく紹介してくれました。グループ⑤の発表では「フィルムの中に人生がある」という言葉がとても印象的でした。
また、言葉だけでなく、内容についても考察を加えたものになっていてとても感心しました。
たとえば、グループ②は、昔と現代を比較してテクノロジーと人の感情が反比例していることを見出し、未来への警鐘を鳴らしました。グループ③は、ヨーロッパ・中国・日本の神話を比較して、神話がつくられる背景がそのころの歴史や文化に大きく影響していることを見出し、「人の幸せへの夢」が描かれているという発表でした。
発表を観た先生たちからの講評・感想を聞く留学生たちの表情は、達成感や満足感があふれていました。4月からは日本人と同じホームルームで一緒に時間を過ごします。たくさんの友人をつくって、有意義な高校生活を送ってほしいと思います。