国際交流

新留学生宿泊研修 ~Welcome to KASHIMA-YAMAKITA~

平成31年度4月入学に向けて来校した留学生23名を対象に、姉妹校である鹿島山北高校の宿泊施設にて3日間(8月27日~29日)の宿泊研修を行いました。

■1日目の様子
7:00に学校を出発してお昼に鹿島山北高校に到着しました。さっそく、現地の職員のみなさんに指導してもらいながら、みんなでバーベキューをしました。



宿泊施設「交流の家」に移動して、学校生活に関するオリエンテーションを受けました。真剣に聞く姿が印象的でした。今後、もし分からないことがあれば、教職員に気軽に聞いてほしいです。オリエンテーションでは校歌の練習もしました。


夜ごはんの前には「夕べのつどい」を行い、そこではヨガを体験しました。日本語科の早坂先生が本格的なヨガを教えてくれました。広い草原の上でとても気持ちよさそうでした。


楽しい時間をたくさん共にして、緊張していた人も笑顔がたくさんみられた1日目となりました。


■2日目の様子
6:00に起床して、7:00から朝の集いを行いました。富士山が見えてとても気持ちがいい朝でした。
この日はトレッキングに出かけました。山や沢を歩き、大きな滝がゴール。水も冷たくてとても気持ちよさそうで、楽しいアクティビティになりました。



学校に戻ってからは、校内にある施設で卓球やダーツ、ボルタリングをして楽しみました。
夜のオリエンテーションでは校歌の練習もしました。残念ながら夜は天気が良くなかったので、オリエンテーションの後に予定していた花火は中止となってしまいました。



■3日目の様子
最終日は、お世話になった「交流の家」の施設を全員で掃除して、職員のみなさんにお礼をして富士山へ出発しました。富士山のふもと(五合目)までバスで行き、戻ってくる予定でしたが、登山できそうなくらい元気いっぱいのみんなでした。あいにくの天気で景色は良くなかったのですが、おみやげを買ったり、美味しそうなものを食べたり、日本一の山、美しい山に行けてうれしそうでした。



富士山を堪能した後は鹿島山北高校へ行き、ピザ作りを体験しました。今日のお昼は手作りピザパーティです。ピザはキジをつくるところから行う、本格的なものです。鹿島山北高校の三好先生から指導をうけながら、さらに先生がつくった焼き釜を使ってピザを焼きました。できたてのピザはとてもおいしそうでした。また、流しそうめんも体験しました。竹筒の中を流れてくるそうめんをすくって食べるという食べ方にとっても楽しんでいました。




最後に鹿島山北高校の職員のみなさんにお礼をして、鹿島へ戻りました。

この研修の目的は
① 学校と寮のルールと日本のマナーを理解する
② 集団生活やアクティビティを通し、協力し他人を思いやれるようにする
③ 友達と一緒に何にでも挑戦し、今後希望をもって生活していけるようにする
です。

参加した全員が、苦楽を共にして、有意義な時間を過ごすことができました。たくさんの人との関わり合いの中で、笑顔もたくさん見られました。これからの学校生活をエンジョイしつつ、しっかり過ごすことができるよう、仲間を大切にして、ルールを守って、いろいろなことに挑戦していってほしいです。また、これから始まる入学前の準備期間では、たくさん日本語を勉強するのはもちろんですが、日本をたくさん知って、好きになってもらいたいです。


最後に、2学期が始まる直前だったにも関わらず、たくさんのアクティビティを体験させてくださった鹿島山北高校の職員の皆さん、交流の家の職員のみなさん、本当にありがとうございました。